週末になるとひどくなる偏頭痛
こんにちは、新大阪整体院長の加藤です。当院で整体を受けられて良くなられた方をご紹介する症例ブログ、今回は頭痛です。
■来院された方:大阪市東淀川区在住・38歳女性。立ち仕事
■主な症状:週末のひどい偏頭痛と慢性的な重だるい頭痛
来院までの経緯
37歳の1日中たちっぱなしの接客のお仕事をされている女性です。。
週末になると強い偏頭痛に悩まされていました。ズキズキとした痛みは、薬を飲んでもなかなか治まらず、しばしば寝込むほどの激痛に苦しんでいたとのこと。
複数の病院を訪れ、いくつかの検査を受けたそうですが、特定の原因は見つからず、痛み止め薬のみもらっていました。それもあまり効果がなく、また薬に頼るのも不安だったそうです。。
友人からの勧めで、彼女は他の治療法を模索し始め、インターネットで様々な代替療法について調べた結果、整体も試してみようと決意され来院。
初回来院時の主な悩み
初回のカウンセリングでお聞きしたこの方のお悩みポイント
- 週末になると激しい頭痛が発生し、生活に支障をきたしている。
- 薬を飲んでも痛みが軽減されず、効果が不十分である。
- 痛みのために週末の活動が制限され、家族との時間も損なわれている。
- 長期間の薬物治療による副作用や健康への影響を懸念している。
- 痛みが職場での集中力や生産性に影響を与え、仕事のパフォーマンスが低下している。
- 痛みが慢性的であるため、これが一生続くのではないかという不安を抱えている。
初回来院時の体の状態
- 頭部から首にかけての強い緊張と痛みがある。
- 偏頭痛の影響で、光や音に対する過敏症が見られる。
- 緊張型頭痛も併発しており、頭全体が圧迫されるような痛みを感じる。
- 睡眠不足による全身の倦怠感とエネルギーの低下。
- ストレスや不安が痛みを悪化させることがある。
- 偏頭痛の発作が起こると、吐き気や嘔吐を伴うことがある。
- 頭痛が引き起こされると、集中力が低下し、日常生活の質が著しく低下する。
施術経過
最初の数回の治療では、特に痛みが集中する頭部と首の筋肉に焦点を当て、手技による圧力調整を行いました。彼女は強い光や音に敏感であったため、施術室の環境を調整し、リラックスできる空間を提供しました。初回の治療後、彼女は少し頭が軽くなったと感じ、これが彼女にとって大きな前進でした。
4回目の治療からは、首や肩の調整に加え、日常生活での姿勢指導やストレス管理の方法も取り入れ始めました。頭痛の引き金となる可能性がある要因を減らすため、作業環境の改善や睡眠の質を向上させるアドバイスも行いました。この期間中に、彼女の偏頭痛は明らかに頻度が減り、強度も緩和されました。
この段階では、頭痛の発生が格段に少なくなっていたため、より深層の筋肉の緊張を解放し、全身の調整を行いました。この処理により、彼女の身体の自然なバランスが回復し、健康全般が向上しました。彼女は日常生活での活動に自信を持ち始め、頭痛に対する不安が大きく減少しました。
この最終段階では、施術の頻度を徐々に減らし、自己管理のスキルを強化しました。定期的なメンテナンスセッションと自宅での練習を組み合わせることで、彼女は自分の体調を自分で管理できるようになりました。29回目の治療を終えた時点で、彼女はほとんど偏頭痛に悩まされることがなくなり、治療を卒業しました。現在は必要に応じてのみメンテナンスのために来院しています。
この方にいただいた感想
「何年も続く週末の偏頭痛に、私の人生は支配されていました。痛みは時に耐え難く、家族と過ごす貴重な時間を台無しにしていました。病院で処方された薬は一時的な解決に過ぎず、長期的な改善は望めませんでした。不安と痛みの連鎖に、私は何度も絶望を感じていました。
友人が推薦してくれたこの整体院に足を踏み入れた初日、先生は私のこれまでの苦労や治療履歴に耳を傾け、一つ一つの症状に対して丁寧にアプローチしてくださいました。施術は頭部と首を中心に行われ、痛みの根本的な原因にアプローチする手技が施されました。最初の数週間で、痛みが少しずつ和らぎ始め、それが本当に治るかもしれないという希望が見えてきました。
施術が進むにつれて、先生からは生活習慣の改善やストレス管理の具体的なアドバイスがありました。姿勢の改善、適切な休息、栄養バランスのとれた食事といった日常の小さな変化が、私の健康に大きな影響を与えていくことを学びました。整体院で学んだ呼吸法や軽いストレッチは、自宅でも続けることができ、痛みをコントロールする強力なツールとなりました。
数ヶ月後、私は新しい自分を発見しました。痛みがほとんどなく、週末も家族と楽しく過ごせるようになったのです。この変化は私だけでなく、家族にとっても大きな喜びであり、私たちの生活の質が大きく向上しました。
感謝の気持ちでいっぱいです。私のように慢性的な痛みに苦しむ人々にとって、ここは希望の場所です。先生のプロフェッショナルなケアと、温かく支えてくれるスタッフに心から感謝しています。もし痛みに悩んでいるなら、ぜひ一度足を運んでみてください。それが人生を変える一歩になるかもしれません。」
院長から
来院されたとき、週末ごとに繰り返される偏頭痛に長年苦しんでいました。初回時に彼女の痛みの詳細を聞き、特に週末に痛みが悪化する生活習慣やストレス因子について詳しく把握しました。目標は、ただ痛みを和らげるだけでなく、彼女が痛みを管理し、再発を防ぐための能力を身につけることでした。
▼治療のアプローチ
痛みの緩和 – 初期の施術は、頭部と首の筋肉の緊張を和らげる手技に集中しました。これにはトリガーポイントの解放と筋肉のストレッチが含まれており、即時の痛みの軽減を目指しました。
生活習慣の改善
患者さんが日常生活で行う動作や習慣が頭痛を誘発している可能性があるため、正しい姿勢の指導、質の良い睡眠を取るための環境整備、適切な水分摂取と栄養バランスの取れた食事の重要性を教育しました。
ストレス管理
ストレスが彼女の頭痛に大きく影響していることが明らかでしたので、リラクゼーション技法を取り入れ、彼女が日常的にストレスを管理できるように支援しました。これには呼吸法、軽いヨガ、瞑想が含まれています。
▼持続可能な健康を得るために
施術を通じて、彼女は自身の身体についての理解を深め、自分で痛みのサインを感じ取り、対処する方法を学びました。これは、痛みを管理できるようになるための重要なステップです。施術の終盤には、彼女自身で日常の調整を行い、定期的なメンテナンスセッションを除き、日常生活において痛みを感じることがほとんどなくなりました。
最終的にほぼ完全に痛みがなくなり、施術を卒業しました。現在は予防的なメンテナンスとして、月に1回のペースで来院しています。このケースは、慢性的な痛みに対して一貫したアプローチと個別の生活習慣の調整がいかに有効であるかを示しています。
頭痛にお悩みの方は頭痛施術について詳しく書いたページを参考にしてください